住宅用火災警報器の義務化に便乗して、
ご家庭へ訪問して販売や取り付けを行い、
高額な代金を請求する悪質販売が発生しています。
1.住宅用火災警報器は何十万円もしません!
住宅用火災警報器は、家電量販店やホームセンター、電気器具販売店や
防災設備取扱い店で1個2,000円~10,000円程度で販売されており、自分で
取り付けることができます。
警報器の設置を業者に依頼する場合は、事前に
見積りを取り、設置工事の内容などを十分確認した上で契約してください。
2.消防職員は売りません!
消防職員が住宅用火災警報器の販売を行うことや、特定の業者に販売の
依頼をすることはありません。
3.しつこい勧誘はきっぱり断りましょう。
強引な営業やしつこい勧誘に対しては「契約しません。」ときっぱりと断り、
不審な業者を安易に家に入れないようにしましょう。勧誘や購入に関して
疑問や不安を感じたときは、消防署や消費生活センターに連絡してください。
4.契約に関する書類は必ず保管しておいてください。
契約や購入をした場合は、その後も連絡がとれるよう業者の連絡先を確認し、必ず契約書、納品書及び領収書を保存しておいてください。
5.悪質な業者と契約してしまっても諦めないでください。
契約してしまった後でも、クーリング・オフ制度を活用して契約の解除等を
行える場合があります。諦めずに、消費生活センターにご相談ください。