1 自動で119番通報する機能とは?
近年発売されたスマートフォンやスマートウォッチには、激しい衝撃を受けた場合に衝突事故を検出し、119番通報を行う機能が搭載されているものがあります。自身で緊急通報できない場合には、非常に有効な機能です。
スマートフォンを落としてしまった場合や、スキー場で転倒した場合等に衝突事故を誤検出し、知らないうちに119番に発信してしまう場合があります。
2 衝突事故以外の場合も作動する場合があります。
3 救急車などが必要ないのに119番が発信されたときは?
救急車などが必要ないのに119番が発信された場合は、電話を切らずに「間違えた」とお伝えください。また、消防から折り返し電話をすることがありますので、必ず電話に出て救急車や消防車が必要かどうかをお伝えください。
119番通報を受け通報内容を確認できない場合は、折り返し電話をすることや、119番通報による位置情報を基に、発信場所付近に消防車両で向かい、倒れている人がいないかなど捜索を行うことがあります。
消防車などは限られていますので、救急車などが必要ないのに119番が発信されてしまった場合は、電話を切らずに「間違いでした、救急車・消防車は必要ありません」とお伝えください。
また、驚いて電話を切ってしまっても、すぐに消防機関から固定電話の番号で折り返し電話をしますので、救急車や消防車が必要かどうかをお伝えください。