救命処置の手順(心肺蘇生法とAEDの使用の手順3)
   
   
 
   
 胸骨圧迫(心臓マッサージ)  
 
 

2回人工呼吸が終わったら、あるいは省略することにしたら、ただちに胸骨圧迫を開始し、前進に血液を送ります。

●片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある硬い部分)に当てて、頭を後ろにのけぞらせ(頭部後屈)、あご先を上げます(あご先挙上)

指で下あごの柔らかい部分を強く圧迫しないようにします。

●胸の真ん中を、重ねた両手で「強く、早く、絶え間なく」圧迫します。
●胸の真ん中(乳頭と乳房を結ぶ線の真ん中)に、片方の手の付け根を起きます。
●他方の手をその手の上に重ねます(両手の指を互いに組むと、より力が集中します)。

● 肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、傷病者の胸が4〜5cm沈むほど強く圧迫します。
● 1分間に100回の早いテンポで30回連続して絶え間なく圧迫します。
● 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、胸がしっかり戻るまで十分に圧迫を解除します。